千年の昔から培われてきた匠の技を今に受け継ぎ、守り、そして後世に伝えるために...。兵庫県宍粟市の大松建設では、設計から施工まで自社で行っています。

寺院建築には数々の決まりごとがあります。たとえば破風板の角度や流麗なカーブ、垂木と柱のバランスは、建築物を最も美しく見せる完璧なものとして受け継がれています。また、何トンにもなる屋根の重量を支える「木組み」には実に様々な方法があり、各部分で最も適した組み方を用います。大松建設の倉庫には床一面にベニヤ板が敷かれています。ここで「原寸書き」と呼ばれる作業を行うのです。図面をもとに、各部材の原寸大図面を引いていくのですが、ここに寺院建築の“妙”があります。図面には現れない微妙な反り、図面では指示されない木組みの方法など、宮大工が長年の経験と勘で図面を「読み切る」ことが必要となるからです。

次は原寸書きをもとに、部材を仕上げます。自然の木には必ず歪みや反りがあり、一本として同じ木はありません。性質を見極めて製材された材木に墨付けし、刻み、削り、手あたりをみながら仕上げるまでの作業にもまた、経験と勘が必要になります。部材は倉庫で実際に仮組みされてから微調整をした後、解体し現場へ運びます。

経験と勘に培われた匠の技。何層にも重なる倉庫のベニヤ板は、大松建設の歴史だけでなく、数々の優れた「技」をも静かに物語っているのです。

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